雑記7. 内省

雑記

反省は、その失敗を繰り返さないために必要な工程であるが、時としてそれが自発的でない場合がある。

失敗した場面が何度も頭の中で反芻し、「ああすればよかった」「こうすればよかった」と思考が止まらない。

最悪の場合、失敗とは言えない場面を、ネガティブにとらえなおすことで、自分の頭の中だけで生じた問題に対してずっと考え続けてしまうことがある。

考えるのをやめようとしても、負の感情が止まらず抜け出せない。

それに嫌気がさして、動画を見たり、SNSを見たりして、外部刺激によって内省を打ち切ろうとする。たいていこの試みは成功するが、しかし時間を無駄にしてしまった感覚だけが残る。

私たちがぼんやりしているとき、頭の中ではDMN(デフォルトモードネットワーク)が盛んに働いている。DMNの役割は大きく二つある。

一つは情報の整理である。日常で得た膨大な情報を、脳が整理しなおす必要があり、これがないと脳は休まることがない。

もう一つは脳をアイドリング状態にしておくことだ。脳が完全に停止すると、再起動に時間がかかるが、アイドリング状態にしておけば、とっさの危機にもすぐ対応ができる。進化がこの仕組みを残したのには生存に適しているという重要な要素があったわけだ。

問題は、このDMNが暴走してしまうことである。

ストレスや生活習慣によって交感神経が優位な状態が続いてしまうと、DMNが本来あるべき状態を超えて暴走し、止まらぬ負のスパイラルに陥ってしまうわけである。

ここから抜け出すには、瞑想や、ブレインダンプ(紙に自分の施行を書き出すこと。書く速度は遅いので、脳がそれに合わせてスローダウンする)、五感に意識を向けるなどといった方法がある。

しかし私は、どの方法をとっても、暴走状態のDMNを制御できたことがない。

瞑想には集中できない。一つでも単語が頭に浮かんでしまったが最後、そのまま連想ゲームが始まってしまう。同じ理由で、ブレインダンプはただ考えが広がってしまうだけ、五感に集中するという感覚は今の今までつかめていない。どうしろってんだ。

誰か助けて。

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