JOYABAGS J4832

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物理的な重さは、精神的な重圧と比例する。 持ち歩きたいものを全て収納し、かつ満員電車の圧に耐え、雨天でも中身(特に紙のテキスト)を死守できる鞄が必要だった。

そこで選んだのが、『JOYABAGS J4832』だ。 防水レザーのバックパック。価格は約2万円。

1.ナイロンではなく、革を選ぶ理由
機能性だけを考えれば、アウトドアブランドの軽量ナイロンバッグが正解かもしれない。 だが、私はあえて「革」を選んだ。 理由は二つある。

一つは「耐久性」。 これから数年、私はこの鞄を毎日酷使することになる。安易な化学繊維は、角から擦り切れ、やがて見すぼらしくなる。だが、質の良いレザーは傷すらも「味」に変え、私の過酷な日々に耐えうる。これから始まる長期戦の相棒として、使い捨ては選びたくなかった。

もう一つは「TPOと美学」。 カジュアルな場所で浮かず、かつ背負った時に背筋が伸びるような、ある種の「重厚感」が欲しかった。

2.防水という機能美
この鞄の特筆すべき点は「防水レザー」であることだ。 革の弱点である「水」を克服している。 水を弾く革の表面を見て、私はある種の頼もしさを感じる。それは、あらゆる外部環境(ノイズや誘惑、あるいは逆境)を弾き返し、淡々と目的を遂行する理想像にも重なる。

3.重さ
当然、革自体に重量はある。 荷物を詰め込めば、ずっしりと肩に食い込む。 だが、その重さを感じるたびに、私はこう自分に言い聞かせる。「これは未来の自分への負荷トレーニングだ」と。

ジムでバーベルを上げるように、知識の重さを背負って歩く。 この鞄がボロボロになり、革が完全に馴染んだ頃、その中身は私の頭の中に完全に移行しているはずだ。 そうなるまでの数年間、この鞄と共に歩むことにする。

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